大麻事犯実例 要調査項目 ― 当時30代、女性
捜査の端緒
なぜ捜査が開始されたか?
ヘッドショップから出て500メートルほどで職務質問され、荷物を見せろと言われ、動揺したら多くの警察官に囲まれて、強制的に荷物を調べられた。
当時の社会的環境は?
通常の事務職の社会人。
前歴の有無
過去に逮捕された事は一度も無い。
他の規制薬物との絡みは?
実際に一切なかったが、覚せい剤の尿検査は半ば強制的に逮捕当日に採取。大麻も所持のみ。尿から大麻がでるぞ、と何度も脅かされた。
捜査の過程
任意取り調べ、捜索などの様子
ヘッドショップで張り込みしていたようだ。店員と会話した後、大麻吸引具を購入したところ、店を出てあまり遠くないところで、警察官から呼び止められた。最近は夜、物騒なので、荷物を調べさせて欲しい、と言われた。任意ならやりたくないと断ると、「何か見せられないものを持っているのか。」としつこく聞かれた。「そうではないが、断る」というと、あれよあれよと言う間にさらに5人程度の応援が来て、周りを取り囲まれた。身動きをまったく取れなくされて、身柄を実質的に拘束された。携帯電話なども使用を阻止された。逮捕前の段階。
逮捕
罪名は(所持罪、栽培罪など)
逮捕状は大麻取締法違反容疑ー所持罪
逮捕時の様子
強く脅かされて、おびえていた。そのときに、素直に出さないと調べが長くなって誰とも会えないぞ、と言われた。そのため、自分から出した。
水溶液にジップロックの大麻を混ぜる。色が変わった事を私に確認後、写真をパトカー内で私の顔と一緒に数枚撮る。現行犯で逮捕される。手錠をいつかけたか覚えていない。その後、担当警察署で腰紐のようなものもつけられた。朝までずっと取り調べ。
弁護士の選任
私選か、国選か、費用は?
私選弁護士を頼んだが費用はトータルで100万円。
勾留
勾留中の取り調べ
事件当日の取り調べ
本当のことを話しているのにうそつき呼ばわりさて大声で怒鳴られる。携帯電話や名刺などを、ひとつひとつ、どういう関係なのか、聞いてきた。
どこにも共犯らしき名前が見つからず、いらいらして怒鳴る。そのあと、うそつかずにちゃんと話さないとろくなことにならない、と言われた。家族が気になり、それを聞くと、質問するのは俺の方だ、お前は答えればいいんだ。と言われた。
苦しかった。精神的に疲れ、ショックもあり、どうでもよくなってしまった。なにを言っても、もう終わった事とあきらめていた。彼の望む調書を作って、早く忘れたい気持ちになった。
事件と関係ない、個人的なことを聞かれた。荷物もすべて、チェックされた。
留置されるまでに写真、指紋、そして身体の特徴検査された。全身裸にされ、はずかしかった。
その後の取り調べ
当日の下品な刑事とは違う刑事と女性刑事の組み合わせで数回調べがあった。
逮捕後に反省の色を示したか否か
強く反省の色を示した。
起訴
起訴か、不起訴・起訴猶予か
拘留延長によって最長の20日間(実質15日ほど)の取調べを受け、拘留が切れる日に起訴状を留置場にて確認。 起訴された。
保釈
認められたか否か、保釈金は?
私選弁護士により2週間ほどで保釈金は忘れてしまった。
公判
審理の様子、公判回数・期間
罪状認否と判決を同時にやった。。
求刑
求刑・求刑理由
8ヶ月。前科前歴がなく、反省している。
判決
量刑(実刑か執行猶予か)・判決理由
懲役6ヶ月、執行猶予つき。たった一回とはいえ、大麻に対する認識が甘すぎる。
事件による被害
社会生活・私生活における物的・精神的な喪失・崩壊やそれに従う苦痛、自由の制限、近隣からの差別・いじめ・偏見など受けた被害を具体的に
しばらくはほとんど眠れない状態で体調不良。また職場を長期無断欠勤することによる、社会的な危機。その後も過去を隠さなくてはいけないと言うストレスによる、精神的な圧迫感。仕事が制限される。 苦しい日々が続いている。
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