大麻とはどのような物か?

 

あくまでも、俺個人の感じたままを書きたい。

大麻を経験した事の無い人には、非常に説明が難しいものであるが、何がそんなに、熱烈なファンを作り出すのか?少しでも理解してもらえればと思う。

まず、何人くらいの人が、この日本で大麻愛好者として存在するか?

推測ではあるが、日本国内には数万〜10万人以上は、大麻愛好者がいるはずである。全く吸わない人は、何でそんな物を?と思うでしょう。

俺の考えるポイントは、『大麻酔い』にあると思う。『大麻酔い』がもたらす、非常に独特な“効き”が、熱烈なファンやフリークを生む。

お酒とは違う『酔い』とは何か?

たぶん普通売られている(普通じゃないけど)、密輸品等であれば、よほど良い物でなければ、未経験者は、一服したぐらいでは何が効いているのか気が付かない事が多い。しかし、ある程度の経験者であれば、一服で効きに気づく。そこが一つのポイントであり、大麻道の入り口みたいなものと考える。

未経験者はなぜ気づかないのか?

大麻の効きは、本人の意識下で起きているからである。ちょっと判りづらいとおもうので、例を挙げてみる。一枚の理解に苦しむ抽象画を見るとする。その時に、吸う前と後では絵に対しての感じ方が変わってくる。“感じ方”とは意識が変化してくるという事。普段、物事に対して感じる事は、一つの視点(自分)が元となって考えられるが、大麻を使用する事により、今までの自分では思いつかない発想パターンが生まれてきたりする。それを、自分の自然な発想と勘違いする事により、“気づかない”と表現した。

その時の気分は、穏やかでリラックスした状態で、眠気がきてトロ〜ンとした状態に似ているかもしれない。それでいて効き始めは、ひとつの事に集中した状態なる。その時に、読書、ゲーム、ビデオ等を利用すると、“没頭”する。音楽を聴いたり、演奏していると体が“のる”。この二つは、頭を使う事と体を使う事の2種類の行動であるが、根本は“心”が動かされているという事だ。これこそ大麻の効きなのであるが、非喫煙者には、言葉ではなかなか伝わらないかもしれない。それほどセンシティヴな効き方をする物なのだ。

強い効きの物を、多く摂取すれば効きよりも酔いが先行する。酒に例えると、酒を楽しむか酔っ払うかの違いだ。勿論楽しみ方は個人の自由である。

使用の方法は様々で、リラクゼーションとして、酒の飲めない人の晩酌として、気の合う仲間とのコミュニケーションツールとして、SEXをより楽しむため等や、ストレス性胃腸病や神経性の痛みの緩和などの疾病にも有効であるし、色々な臨床実験によって、薬の副作用の緩和やエイズ、癌患者などへのケイレンを抑える作用、食欲の増進のため等世界的に医療面での使用が進んでいる。カナダでは7月31日より、近親者に癌患者などがいる場合に限って、その患者に使用することを前提に、個人での大麻栽培が許可された。

では、大麻のネガティブな部分を探ってみる。

作用があれば副作用がある。俺が最初に経験したのが、健忘症だった。ついさっきまで話していた事を忘れてしまう事だ。記憶を失うのとは違い、“ど忘れ”である。会話の途中、違う事に意識が移る事により忘れてしまう。その他毎日吸う事により、器官への負担が挙げられる。大麻にはタバコの4倍のタールが有るとされているが、一日にいったい何服つくのか?それを考えればさほどの事ではないと思えるが、それでも健康にこだわるのなら、大麻の有効成分のみを吸うための吸引具を使うか、食事による胃からの摂取にすれば解決できる。その他、精神科系の病名等はいくつも挙げられているが、そういった人もいるかもしれない程度の病名も多いのが事実で、普段の生活に支障が出る事は考えられない。

その他“踏み石論”と言われる、いわゆる大麻を使用する事により、ハードドラッグ(麻薬)へ移行すると言う理論がある。

この事を語る前に、ドラッグと言うと“麻薬”と考えがちだが、世界常識ではカフェイン、ニコチン、アルコールなどもドラッグの定義に入る。岡田美理の離婚会見では「酒と言うドラッグ」と言う言葉が出ていた。そういったことを考えると、ハードドラッグを使用する人は、大麻がその入り口となっているのではなく、その前にタバコを吸っていたり、酒を飲んでいる。大麻だけを取り上げて、麻薬への入り道的な“踏み石論”はアメリカではすでに否定されている。先日NHKのニュースを見ていて、脱法ドラッグとしてキノコを取り上げて“踏み石論”を熱く語っていた。いいかげんマスメディアは、ドラッグについて語るときには、正しい知識をもった専門家に話を聞いて欲しいものだ。

思いついたことだけ簡単に書いてみた。自分の経験で、大麻自由化反対派の意見なども、大麻は違法だからという事が根本に有り、フラットに大麻を考えていない事がほとんどだった。大麻の真実を知ると、“なぜ大麻は違法なの”という疑問が必ず出てくる。大麻は酒、タバコよりもはるかに体にも心にも安全である事がわかってきているにもかかわらず、人としてあたりまえに生きる権利を剥奪される大麻取締法が、違憲である事に早く気づいて欲しいものだ。

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